販売場所が生産地から近いため、新鮮なものを比較的安く買うことができるのが特徴です。
                            また、野菜等を輸送する際に発生するCO2を削減できるため、環境負荷の軽減にもつながります。
                            「なごやさい」は人にも環境にも優しいのです!
                        
なごやさい
            名古屋市内の農家さんが育てた野菜等のことを
            と呼んでいます
                    Q1. どんな特徴があるの?
                        
                    Q2. どんな種類があるの?
                        
                            タマネギ、ホウレンソウなどの葉茎菜類、トマト、カボチャなどの果菜類、バレイショ、ダイコンなどの根菜類、とバラエティに富んでいます。
                            他には、ウメやブドウなどの果樹や、シイタケも含まれます。
                            多くの農作物は収穫時期の真ん中あたりが出盛り、旬になります。
                            食べるもの以外では花きの生産も行われています。
                        
なごやさい一覧
| 品目 | 収穫時期 | 主な産地 | 
|---|---|---|
| タマネギ | 5月上旬から7月下旬 | 緑区、天白区 | 
| エダマメ | 5月下旬から9月 | 中川区、港区 | 
| トウモロコシ | 6月中旬から7月下旬 | 港区 | 
| トマト(施設栽培) | 11月上旬から7月中旬 | 港区、緑区、中川区 | 
| バレイショ | 6月中旬から8月下旬 | 緑区、守山区 | 
| カボチャ | 7月上旬から8月中旬 | 天白区 | 
| サツマイモ | 9月中旬から11月下旬 | 天白区、守山区、緑区 | 
| ホウレンソウ | 10月上旬から4月下旬 | 港区、中川区 | 
| シュンギク | 10月上旬から3月下旬 | 中川区 | 
| キャベツ | 10月中旬から4月下旬 | 緑区、天白区 | 
| ブロッコリー | 10月下旬から5月上旬 | 緑区、港区 | 
| ダイコン | 11月上旬から4月中旬 | 緑区、天白区 | 
| コマツナ | 11月上旬から2月下旬 | 中村区 | 
| ハクサイ | 11月中旬から3月下旬 | 緑区、港区、天白区 | 
| ニンジン | 12月上旬から3月下旬 | 天白区 | 
| 水耕ミツバ | 通年 | 中川区 | 
| 水耕ネギ | 通年 | 中川区 | 
| ウメ | 5月下旬から6月上旬 | 天白区 | 
| ブドウ | 7月下旬から9月上旬 | 緑区、守山区 | 
| シイタケ | 通年 | 港区 | 
| 花 | 種類による | 港区、緑区 | 
                    Q3. どこで買えるの?
                「なごやさい」には様々な種類がありますが、
その中には地域の特色と共に育まれてきた特産といえるものもあります。
            
特産
                    特産と言っても幅広い意味があります。
                    ここでは地域にとって重要な農作物で、現在ある程度の規模で生産が行われているものを指します。
                    名古屋市特産の農作物をピックアップして紹介します!
                
                ミツバ、ネギ
                            中川区では水耕栽培システムによる水耕ミツバが生産されています!
                            実は名古屋市のミツバの生産量は全国でもトップクラス。
                            ミツバの温度管理の難しい夏場の代替野菜として栽培が始まったのが水耕ネギです。
                            名古屋市のブランドネギ「なごやっこ葱」として生産に力を入れています。
                            どちらも水耕栽培なので、柔らかく、匂いが少なく、食べやすいのが特徴です。
                        
                ブロッコリー
                            緑区では大高地区を中心にブロッコリーの生産が盛んです!
                            有機の堆肥を使っている生産者が多く、環境にやさしく、味もおいしいと評判です。
                            名古屋市内で排出される生ゴミを堆肥化して利用する地域循環型野菜「おかえりやさい」として、スーパー等で販売されるほか、学校給食への提供もされています。
                        
                カボチャ
                            天白区では古くからの特産野菜として、くりあじかぼちゃが生産されています!
                            栗の実を逆さにしたような、お尻のとがった特徴ある形をしたカボチャで、甘みがありホクホクした食感が特徴です。
                            輸入品と違って年中出回る訳ではないので、旬である夏の時期に直売所や朝市をチェックしてみてください!
                        
                ブドウ
                            果物では、緑区や守山区の丘陵地を中心にブドウが生産されています!
                            巨峰やマスカットだけではなく、ピオーネ等、様々な種類が栽培されているのが特徴です。
                            夏の旬の時期を迎えると、それぞれの農園に直売所が開設されます。
                            味や大きさなどの品質が高く、贈答用としてもおすすめです。
                        
                スイートコーン
                            港区を中心にスイートコーンの生産が行われています!
                            品種改良を重ねることにより甘みを強くした野菜で、愛知県は全国でも有数のスイートコーン産地です。
                            鮮度がいいほど甘みが強く、時間がたつほど甘みが減ってしまうので、生産と消費の距離が近い都市農業向きの野菜と言えます。
                        
                米
                            名古屋市南西部の穀倉地帯にあたる港区や中川区を中心にお米を生産しています!
                            主な品種は「コシヒカリ」と「あいちのかおり」の2種で、南陽地区で減農薬・減化学肥料で栽培したものは、「陽娘(ひなたむすめ)」というブランド米として販売されています。